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木造住宅の自然温冷機能
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木造注文住宅の構造や耐震、利点など木造注文住宅基礎を学ぶブログ
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木造住宅の自然温冷機能
住宅において温冷感がいちばん実感される箇所と言えば床ですね。夏の「ひんやり感」は、どの材料でも実現できますが、冬の「あたたかさ」はそう簡単に出せるものではありません。適度な熱伝導率を持つ木材は、夏の「ひんやり感」と冬の「あたたかさ」を両方実現できる材料と言えます。
木材の中でも、その切断面や樹種によって熱伝導率は違ってきます。ハードウッドと呼ばれる広葉樹では、冬も「ひんやり」です。一般的に比重の高い広葉樹は高い値を示し、比重の低い針葉樹は低い値を示します。針葉樹でも、ヒノキは0.44(全乾比重以下同じ)、スギは0.40と比重が異なります。つまり、簡単に言えば広葉樹よりは針葉樹が、ヒノキよりはスギの方が熱伝導率が小さく、温かいということになります。
スギとヒノキのフローリングの温かさを体験した人は、ほとんどの方がスギを選ぶという話も納得できます。当然、比重が低い木材はそれだけ傷も付きやすいのですが、もっと比重の低いキリを床材に使うという試みもあります。直接触れる住宅の部分にとっては、温冷感はなかなかもって大切な要素なのです。
余談ですが、キリは広葉樹ですが比重が0.26と小さい値を示します。最も比重の小さい樹種はバルサで0.1前後、最も比重の大きい樹種はリグナムバイタで1.23前後です。木材と一言で言ってもずいぶん幅があるものです。
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