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木造住宅を好む遺伝子
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木造住宅を好む遺伝子
林水産省森林総合研究所の宮崎良文先生による「木目と快適性の実験」で「心地のいい垂直なものは木目である」という事を裏付けるようなデータが出ているそうな。
その実験は白壁の部屋と、ヒノキ壁の部屋に入ったときの血圧の変化を調べたもので、好きなものを見たときには血圧が下がり、嫌いなものを見たときには血圧が上がる事でストレスとなっているかどうかがわかるというものです。
白壁が好きだと答えたグループのケースにおいてはは、血圧が下がり、嫌いだと答えたグループは血圧が上がります。ヒノキの壁が好きだと答えたグループの場合は、血圧が下がるのは当然のことながら、しかし、嫌いだと答えたグループも白壁が嫌いだと答えたグループほど血圧が上がらないという面白い結果がでています。
意識した好き嫌いの判断に対して無意識のレベルではそれほど嫌いではないと判断していることがわかります。遊びに行ったお宅に木の柱や梁などが見えていると、ついつい長居してしまうかもしれません。木で家を造ってきた我々の遺伝子に、木目を好んで探し出す力が備わっているのだと思います。
ちなみに、関西では板目模様、関東では柾目模様が好まれる傾向があると聞きます。江戸時代、もしかするとそれ以前からの長い期間に培われた、お茶室等の銘木文化と、武家屋敷等の文化の蓄積が、地域性のある好みに現れているのかもしれませんね。
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