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木造住宅の木目

佐藤方彦先生は、人間の視覚系統の発達にとって最も重要な時期は生後18ヶ月〜24ヶ月であり、その時期に家屋や周囲の垂直や水平を見ているため、第一次視覚野にその図形を検出する細胞が特に発達している、と言っています。

鳥の子が最初に見たものを母親だと思ってついて歩く刷り込み(インプリンティング)のようなもので、2歳までに見た物に好感を持つようになっているのだと思います。

有名な九鬼周造の「いきの構造」で「最も粋な図案は縦縞である。」と言っているのもうなずけます。

このように、ついつい目が欲する垂直線。では、「心地のいい垂直なものは?」というと、それは木目であると思います。

山田正先生は、木目は「1/fゆらぎ」を持っている、と言っています。「1/fゆらぎ」を持つものは人に心地の良い印象を与えると言われており、エアコンの風量調節などに応用され、一時さかんに宣伝されていたのを覚えている人も多いのではないでしょうか。

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