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木造住宅とシックハウス症候群

シックハウス症候群とは(Sick Building Syndrome)の和略。Sickとは、「病気の」という意味です。

ちかごろ室内空気汚染、シックハウス症候、化学物質過敏症など、いろいろな名称で言われていますす。居住者が、建物が原因でのめまい、吐き気、頭痛、平衡感覚の失調や呼吸器疾患などいろいろな症状、体の不調を感じる事が大きな問題となりつつあります。

しかし、医学的な統一見解や行政側の取り組みも遅れているのが現状です。


新築住宅などへの入居をきっかけに化学物質過敏症を引き起こし、頭痛やめまい、吐き気等をもよおす症状がシックハウス症候群ですが、このシックハウス症候群が日本で初めて広がったのは、昭和の始めの頃のことで、「丸ビル」から始まりました。


オフィスビルの先駆的な役割をした「丸ビル」だったのですが、日本にとってこのような作りの建物は初めてのことでした。そのため、換気や通風、防湿の仕組みに不備があったのでしょう。そのビルにいるだけで吐き気などが生じ、正体不明の「丸ビル病」と呼ばれて半ば怪奇的な扱いを受けて恐れられていました。

そして平成に入るとビル並の工事が各住宅に施されるようになり、ビルから家へとその対象が移り変わっていったのでした。


金属や合板・ボード類、樹脂で密閉された家は人の活動に伴う水分やガス、新しい建材などから発生する揮発性化学物質などをどこにも換気することができない状態になってしまったのです。

密閉された空間といえば乗用車もそうなのですが、水分は結露として窓ガラスに現れ不快感を増し、こもった空気で気持ち悪くなることを、誰しも一度は経験していはずです。

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